第23回全国高校ロボット競技大会県大会が29日、愛媛県松山市であり、機械科などで学ぶ5校6チームが自作ロボットの精度や速さを競った。松山工業高Aが優勝。上位4チームが10月末に三重県で始まる全国大会に出場する。
 県工業教育研究会主催。競技はリモコン型ロボットを操り、真珠に見立てたテニスボール8個とバレーボール1個を回収。センサーなどで動く自立型ロボットと組み合わせて運搬し、装飾台に3分以内で並べたボールの数などで競う。
 テニスボールはばらばらに配置され、アコヤガイの殻に当たる輪切りパイプの中に入っている。各チームはパイプをなぎ倒してボールを一気に回収するといった工夫を凝らしていた。